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ザ・クラウンを見た感想(少々ネタバレありです。)

時は1947年先の王様の時代。

 この日はエリザベス王女(当時)とフィリップ殿下との結婚式の当日。そして物語はそこから始まる。

 視聴していてドラマの中の背景やいろんなことが良くできていて海外ドラマのクオリティの高さにはいつも驚かされます。調度品やいろんなものが自然なんだよね。日本のドラマだと調度品のリアルさを欠くことが多くてせっかくの内容が台無しなことが…。でもこのドラマはそこに不自然さを抱かせないので物語にガッツリハマれます!

 今作品を見る前にジョージ6世については英国王のスピーチをみると彼がどんな生い立ちだったのかということがわかると思うので先か後に見ておくことがおすすめ。

 フィリップ殿下役はドラマドクターフーの11代目ドクター役マット・スミス!歴史ものの今作に彼が出ているとこの時代で何か起こるんじゃないかとついつい思ってしまうw 

 結婚の誓いの言葉の中にobeyが入っているところで彼女はきっと普通の結婚がしたかったのだろうと思うとグッときます。当時は王位継承がほぼ確実なものが下位に当たる身分のものに従うなんて多分考えられないことだったろうから…。

 チャーチル首相(当時)は私にとって間接的ではあるが英語の師匠ともいえる人。私が英語の勉強で一番愛用している薬袋氏の英語リーディング教本の序文に彼の自叙伝:My Early Life(物語にも出てきますね) の一文が書かれている。それを読んで偉大な人でも地道な勉強をしていたことを知り、英語圏で育った彼がそれだけ苦労したことを日本人の私が簡単にマスターできるわけがないもっと頑張らなくてはいけないと思わせてくれたものです。(まだまだ努力不足だけど…)そんな彼が出てくるシーンはワクワクが止まりません!

 特に戦時中数学者に暗号を解かせていたというセリフは、その数学者のことを知って数学を学びなおそうと思った私にはドキドキワードでした。もちろん、その数学者とはアランチューリング達のこと当時は極めて重要な機密事項であった話。その功績が認められたのは本当につい最近のことだっと聞いています。それなのにああいう会話でその話が出てくるとはととても驚きました。アランチューリングについては B・ジャック・コープランド 「チューリング」という本がとても参考になるかもしれません。 映画だとあのベネディクト・カンバーバッチが主演した「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」もおすすめです。ベネディクト・カンバーバッチ氏はホーキングやシャーロックと天才役(しかも超級の)が多いなぁ。

 ただ、残念に思ったところは、私にイギリスやキリスト今日に関する文化の知識があまりないことです。これを知っていたら、もっと楽しめ理解できることが多かったと思います。これは他のドラマでもいえることだけど…。それなので、ドラマを見ているときは電子辞書が手放せませんw。

 イギリスの近代史に興味がある人にはとてもおすすめなザ・クラウン。是非皆さんも楽しんでみてください。

 これらの作品を見る機会を与えてくれた英国アンバサダープログラムの皆様とNETFLIXさんに感謝します。